第57回阪神ジュベナイルフィリーズ回顧：今日もまんざらじゃなかった：SSブログ

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第57回阪神ジュベナイルフィリーズ回顧　[競馬結果] [編集]

第57回阪神ジュベナイルフィリーズ(ＧＩ)　芝1600m良　牝２歳オープン　馬齢
１着　１２テイエムプリキュア（熊沢）８番人気　1:37.3
２着　５シークレットコード（藤田）９番人気　１ 1/2馬身
３着　１６フサイチパンドラ（角田）２番人気　１／２馬身
４着△４エイシンアモーレ（福永）４番人気　クビ
５着　９アサヒライジング（小林淳）６番人気　１ 1/2馬身
６着△１コイウタ（横山典）３番人気
７着△１８アイスドール（藤岡）５番人気
１４着◎１４アルーリングボイス（武豊）１番人気
１５着△１１セントルイスガール（小牧太）１１番人気
１７着△１５プラチナローズ（岩田康）１３番人気

良馬場発表ですが、天候は雨。
しかもスタート直前にかなり雨が強くなってきました。
スタートで飛び出したのは２キーレターですが、９アサヒライジングがハナを奪い返します。
先頭から９アサヒライジング、２キーレター、１０サチノスイーティー、△１コイウタと続きます。
△１１セントルイスガールはその後ろ、△４エイシンアモーレ、５シークレットコード、１２テイエムプリキュアは中団に控えます。
△１５プラチナローズは後方、◎１４アルーリングボイスは後ろから３頭目、△１８アイスドールは最後方。
前半800mは48秒1、前半1000mは1分0秒6とマイル戦にしてはスローな流れ。
３角先頭はアサヒライジング。
テイエムプリキュア、フサイチパンドラがじわっと上がっていきました。
アルーリングボイスも動き始めましたが、まだ後方。
４角先頭もアサヒライジング、直線半ばまで粘ります。
逃げ込みを図るアサヒライジングにエイシンアモーレとシークレットコードが迫りますが、その外からテイエムプリキュアが襲い掛かり、まとめてかわしてゴール。
その後ろからフサイチパンドラが追い込んできましたが届かず３着。

テイエムプリキュアはスムーズな競馬ができました。
４角でも不利なく外に出すことができました。
これで無傷の３連勝。

シークレットコードは終始中団より前の競馬。
直線でエイシンアモーレと一緒に上がってきたときは突き抜けるかと思いましたが２着まで。
しかしこれがまだ２戦目なので上々の結果ではないでしょうか。

フサイチパンドラは４角大外回し。
直線ではテイエムプリキュアと併せる形に持ち込みましたが、最後は止まってしまいました。
位置取りの差でしょうか。
この馬もキャリア２戦目。
まだまだこれからです。

エイシンアモーレもシークレットコードと一緒に突き抜けるかと思いましたが、休養明けではきつかったか。
「入れ込みもきつかった」（福永Ｊ談）みたいです。

アサヒライジングはスタート直後、押しまくっているキーレターを尻目に馬なりで先頭に立ちました。
スローな流れで直線半ばまで先頭と見せ場を作りましたが、見せ場まで。

コイウタは前で競馬をしましたが、３～４角で一瞬置かれたように見えました。
直線ではじりじりとしか伸びず。

アイスドールは終始、最後方。
直線ではインを突きましたが、伸びきれず。
最後方に下げざるを得なかった大外枠は、やはり阪神1600mは不利。

アルーリングボイスも後方からの競馬。
４角で前を２頭にふさがれた瞬間、終わったと思いました。
そこからはまったく伸びず。

セントルイスガール＆プラチナローズは見せ場なし。

スローな流れなのに上がりはそれ以上かかりました。
タイムもかなり遅く、力が要る馬場だったようです。
良馬場といえど、勝利騎手インタビューの熊沢Ｊは泥だらけ。
髪の毛が真っ白なのはびっくりしましたが、生え際は黒かったので白髪ではないようです。
熊沢Ｊはダイユウサク以来のＧ１勝利。
過去、このレースを人気薄で勝った馬はその後あまり活躍していませんが、テイエムプリキュアはどうでしょうか。
フジテレビで福原アナが「二人のプリキュア」とぼそっと言ったのに対して若槻千夏嬢が「(ﾟДﾟ)ﾊｧ?」と反応していたのが笑えました。

関東騎手は今週も勝てませんでした。
最後に勝ったのは昨年の朝日杯ＦＳの後藤Ｊなので、来週勝てなかったら１年以上ということになります。
ジャリスコライトが北村宏ＪからデザーモＪに乗り替わる予定ですが、他の有力馬であるショウナンタキオンに田中勝Ｊ、デンシャミチに柴田善Ｊが騎乗します。