第22回マイルチャンピオンシップ回顧

第22回 マイルチャンピオンシップ(ＧＩ)　芝1600m良　３歳上オープン　定量
１着▲５ハットトリック（ペリエ）３番人気　1:32.1
２着　１２ダイワメジャー（ルメール）４番人気　ハナ
３着△１ラインクラフト（福永）２番人気　１馬身
４着△８ダンスインザムード（北村）５番人気　クビ
５着　９バランスオブゲーム（木幡）１３番人気
８着○１４デュランダル（池添）１番人気
９着△１６キネティクス（小牧太）１５番人気
１１着◎１３サイドワインダー（松永）７番人気
１３着△１８アルビレオ（岩田康）１６番人気

１１タニノマティーニが先頭かと思われたが行ったのは４ローエングリン。
１２ダイワメジャー、９バランスオブゲームと続きます。
行くと思っていた６ビッグプラネットは行かなかったのか、行けなかったのか５，６番手。
△１ラインクラフトは中団、▲５ハットトリック、◎１３サイドワインダー、○１４デュランダルは後方待機。
直線でローエングリンがいっぱいになると代わって先頭に立ったのはダイワメジャー。
内からバランスオブゲーム、外からダンスインザムードが、さらに外からラインクラフトが迫ります。
４角あたりからサイドワインダー、デュランダルが動き出しますが、直線に入るとサイドワインダーはちょっと置かれ加減。
ここでサイドワインダーの頭はあきらめました。
しかしやって来たのは５ハットトリック！
ダイワメジャーが追いすがるダンスインザムード、バランスオブゲームを振り切ったところにハットトリックが大外強襲。
ラインクラフトは届かず３着、デュランダルは伸びていますが位置取りが悪すぎたか・・・。

ハットトリックはいつもよりは前で進めました（中団後方）。
早めに仕掛けたことも届いた要因でしょう。

ダイワメジャーは終始２，３番手。
残り300mで先頭に立ち、そのまま逃げ込みを計りましたが、ゴール寸前にかわされました。
最後は決め手で負けた感じ。
これで負けては仕方がない。

ラインクラフトは中団をロスなく進み、最後もしっかり伸びています。
いつも通り、もうちょっと前で競馬をしたら結果も変わっていたかも。

ダンスインザムードは直線で先頭に並びかけるもそこで力尽きました。
完全復活でしょう。
もう海外には行かないでください。

サイドワインダー＆デュランダルはいつも通りの競馬で、いつも通りの末脚を出しています。
しかし前が全く止まりませんでした。

キネティクス＆アルビレオは力が足りなかったか。

前半800mは45.7、1000mは57.1、後半800mは46.4とハイペースです。
しかし前半と後半の差が１秒ないことからもわかるように、先行した馬が全く止まりませんでした。
これでは後方待機組は非常に苦しい。
ハットトリックはおそらくデュランダルを意識して早めに動いたと思われますが、結果的にはそれがよかった。
イマイチ精彩を欠いていたペリエＪに浮上のきっかけを与えてしまったかもしれません。
ルメールＪはノリＪもかすむほどの２ゲッターぶりでした。
ＪＣでは昨年コンビを組んで２着だったコスモバルクで登場です。